

太陽と気候に恵まれた情熱的なワインの産地
ワイン用ぶどう栽培面積世界第1位を誇るスペイン※。17あるスペインの自治州全てでぶどう栽培が行われており、赤、白、ロゼのようなスティルワインの他、瓶内二次発酵製法で作られた「カバ」と呼ばれる本格スパークリングワインや酒精強化ワインである「シェリー」が生産されることでも有名です。
ヨーロッパの他国と同様に原産地呼称を主体としたワイン法が制定されていますが、国内全域で樽や瓶での熟成期間、一部では樽の容量まで定めた「熟成規定」があるのは、リオハをはじめ、長期熟成が期待できる高級赤ワイン産地を有するスペインならではと言えるでしょう。
「テンプラニーリョ」や「ベルデホ」の他、スペインならではの品種が今も多く栽培されており、また「カベルネ・ソーヴィニヨン」や「シャルドネ」といった国際品種も栽培され、その土地原産のぶどうを使用し地域の個性を表現した伝統的なワインから、国際品種とのブレンドによるモダンなタイプまで、個性豊かで様々なスタイルのワインが生産されています。
※出典:OIV State of the World Vine and Wine Sector in 2022
2023_SWVWS_report_EN.pdf (oiv.int)